近年、俳優としての活躍で注目度が急上昇している窪塚愛流(くぼつかあいる)さん。人気ドラマや映画への出演はもちろん、その出自にも関心が集まっています。窪塚洋介さんの長男として知られる愛流さんですが、「母親は誰?」といった家族に関する疑問や、「大阪で育ったって本当?」など、検索されるキーワードも多彩です。今回はそんな窪塚愛流さんについて家族構成や大阪との関係、出演作品やプロフィールまで、気になるポイントをわかりやすくまとめてみました。それでは早速チェックしていきましょう。
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母親・父親は?窪塚愛流の家族構成とは
窪塚愛流さんは俳優・窪塚洋介さんを父に持つ長男です。父・洋介さんは映画『GO』や『ピンポン』などで知られる個性派俳優で、窪塚愛流さんはその演技力と存在感を受け継ぐように芸能界へと進んでいます。では母親は誰なのかというと、実のお母様は**一般女性の徳子さん(愛称:のんちゃん)**という方です。徳子さんは元ダンサーで、とても美人な方だったそうです。洋介さんと徳子さんは2003年に愛流さんを授かったことで結婚しましたが、価値観の相違から2012年に離婚しています。
離婚後、小学4年生だった愛流さんはしばらく母親のもとで暮らしましたが、中学校入。のタイミングで父親に引き取られました。実母の徳子さん(のんちゃん)は離婚後に大阪でダンススクールを開業し、生活の拠点を大阪に移しています。
一方、父・洋介さんは2015年にレゲエダンサーのPINKY(窪塚優香)さんと再婚し、愛流さんにとっての継母となりました。PINKYさんとの間には長女のあまとちゃんが生まれており、愛流さんにとって異母妹にあたります。離婚後も父親と現妻PINKYさん、そして実母のんちゃんを含めた家族交流が行われたこともあり、インスタグラムに家族全員で誕生日会を開く写真が投稿された際には「素敵な家族」「ぬくもりを感じる」と話題になりました。なお、愛流さんの叔父(父・洋介さんの弟)には俳優の窪塚俊介さん、もう一人の叔父にはレゲエミュージシャンのRUEEDさんがいらっしゃいます。このように親族にも芸能関係者が多く、まさに芸能一家に育ったと言えるでしょう。
引用:Instagram
大阪にゆかりがあるのはなぜ?
窪塚愛流さんについて検索されるキーワードに「大阪 なぜ」というものがあります。愛流さんは神奈川県横須賀市で生まれ育ちましたが、幼少期に大阪へ移り住んだ経緯があります。その理由は、2011年の東日本大震災に関連しています。震災による福島第一原発の事故で放射能への不安が広がる中、父・窪塚洋介さんは家族を関西へ**“一時避難”させ、自身もしばらくしてから大阪に生活拠点を移しました。当時愛流さんは小学2年生ほどでしたが、この震災をきっかけに一家で大阪へ引っ越すことになった**のです。
その後、前述のように両親は離婚しましたが、愛流さんは中学・高校と学生時代の大半を大阪で過ごしています。実母ののんちゃんが大阪でダンススクールを開いて活動していたこともあり、愛流さんにとって大阪は第二の故郷とも言える場所になりました。
実際、愛流さん自身もインタビューで「大阪は幼少のころから12年間過ごした地元。『大阪』という言葉を聞くだけで心が浄化されて温かい気持ちになる」と語っています。普段は標準語で話す愛流さんですが、地元の友達といる時には自然と大阪弁が出ることもあるのだとか。このように、大阪で育った背景から「なぜ大阪なのか?」という疑問が出てきたわけですが、震災避難による大阪移住と母親の大阪在住という2つの理由で、大阪は愛流さんの人生に深い縁のある土地となっています。
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話題のドラマ『御上先生』に出演
窪塚愛流さんは俳優デビュー以降、さまざまなテレビドラマにも出演してきました。中でも注目を集めているのが、2025年にTBS系列で放送された**日曜劇場『御上先生(みかみせんせい)』**です。このドラマは松坂桃李さん主演で、文部科学省から現場に赴任したエリート教師が教育現場の腐敗に立ち向かうという社会派学園ドラマ。窪塚愛流さんは主要生徒役の一人、次元賢太(つぎもと けんた)役を演じました。次元賢太は明るく社交的な性格でクラスメイトにも慕われるキャラクターで、愛流さんの爽やかな魅力が発揮された役どころです。初回から高視聴率を記録した注目作への出演ということで、愛流さん自身も俳優として大きな経験を積む場となりました。
『御上先生』以外にも、窪塚愛流さんはドラマ界で着実に実績を重ねています。2021年には日本テレビ系ドラマ『ネメシス』でテレビドラマ初出演を果たし、その後TBS深夜ドラマ『この初恋はフィクションです』で連続ドラマに初のレギュラー出演。同じくTBSの火曜ドラマ『ファイトソング』(2022年)ではゴールデンタイムの連ドラに初めてレギュラー出演しています。また、話題となった日本テレビ土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に□された』(2023年)では生徒・栖原竜太郎役で存在感を示しました。こうした経験を経て、2024年から2025年にかけて『御上先生』のような大型ドラマにも抜擢されるなど、着実に活躍の場を広げています。
引用:X
初主演映画『ハピネス』で映画デビュー
テレビドラマで経験を積んだ窪塚愛流さんは、映画でも才能を発揮し始めています。中でも大きな転機となったのが、映画『ハピネス』への出演です。『ハピネス』は嶽本野ばらさん原作の小説を基に、『識別』(十五歳の役)や『花戦さ』で知られる篠原哲雄監督がメガホンを取った青春映画。窪塚愛流さんはこの作品で映画初主演を務め、主人公の国木田雪夫役を演じました
。公開日は2024年5月17日で、共演には実力派若手女優の蒔田彩珠さん(ヒロイン役)や橋本愛さん、山崎まさよしさんらが顔を揃えています。余命わずかな少女と少年の最後の7日間を描く切なくも美しいストーリーで、愛流さんは繊細な演技で主人公の心情を表現し、高い評価を受けました。
この初主演映画『ハピネス』での演技が評価され、窪塚愛流さんは第49回報知映画賞の新人賞にノミネートもされています。新人賞はその年に顕著な活躍を見せた新人俳優に贈られるもので、愛流さんは『ハピネス』ともう一作『恋を知らない僕たちは』での演技が認められてのノミネートでした。惜しくも受賞とはなりませんでしたが、このような権威ある賞の候補に挙がったことで、映画界からも注目される存在となったことが分かります。
なお、窪塚愛流さんの映画出演は他にも、将棋棋士の青春を描いた『泣き虫しょったんの奇跡』(2018年)でスクリーンデビューを果たし、その後も『麻希のいる世界』(2022年)やオムニバス映画『少女は卒業しない』(2023年)などに出演しています。今後も俳優として様々な映画作品に挑戦していくことでしょう。初主演作となった『ハピネス』は、愛流さんにとって俳優人生の大きな一歩であり、今後の飛躍を予感させる作品となりました。
引用:X
窪塚愛流の基本情報(プロフィール)
最後に、窪塚愛流さんのプロフィールを紹介します!
・名前: 窪塚 愛流(くぼづか あいる)
・生年月日: 2003年10月3日(現在21歳)
・出身地: 神奈川県横須賀市
・身長: 182cm
・血液型: O型
・所属事務所: テンカラット(TEN CARAT)
・活動開始: 2018年~(映画初出演は2018年『泣き虫しょったんの奇跡』)
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まとめ
以上、窪塚愛流さんの家族や生い立ち、出演作品についてまとめました。父親譲りのカリスマ性と母親譲りの表現力を武器に、着実に俳優として成長を遂げている窪塚愛流さん。大阪で培った明るさと芯の強さも持ち合わせ、今後ますます活躍の幅を広げていくことでしょう。これからの出演作や活動にも注目していきたいですね!
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